いただきハイテンション

ブログタイトルちょっと適当すぎたかも…

鴨が葱を背負ってカモナマイハウス

 はじめまして。
ハッと気付いたらHey! Say! JUMPにハマって早2年以上が過ぎ去っていた、でもまだまだ新規のよいなきと申します。

ブログを始めようとしても書くことないよ~と悩んでいましたが、今いきなり思いついたので純情・愛情 衝動に任せて今日からスタートしてみました!

記事タイトルにもある「カモがネギしょって(やってきた)」というCMが流行っていたのは確か相当昔のはずで、若い人には全く訳がわからないかもしれないとおりの昭和生まれです。どうかよろしくお願いいたします。

今回は鴨になったのはネギ背負ってきた人ではなく、ネギを映像でプレゼンされた私だったというお話です。

昨今勢いを増し、露出もどんどん増えているHey! Say! JUMP

興味のない人でも一部メンバーの顔と名前はわかるよ、なんてことも増えてきて「もしかして、あと一押しすれば我が友もJUMPにコロっといくのではないか…?」と思いながらも一歩を踏み出せずにお悩みの方へ向けて、私自身が受けた完璧なる布教について自己紹介も兼ねてお伝えすることができればと思います。

(なお、当日の出来事をできるだけ詳細に書き出してみたところ、めちゃくちゃ長文になってしまいましたのでご注意ください)

■当日の流れ

当時の私はジャニーズにまったく興味なし。逆に言うとこれといった先入観もなかった。

とある週末、Aさん(仮名:ジャニヲタ歴結構長い)と別の友人Bさん(仮名:妹さんが嵐好き)、そして私の3人で集まって我が家で飲み食いしよう!ということに。

当日、AさんはDVDを持ってきたことを申告。
流す映像とか特になかったら、今日はジャニーズのDVDもってきたからかけてもいいかな?」とのこと。

実際みんなで見るようなDVDの類は何もなかったし、たまに歌番組で見かける以外のジャニーズの映像とはどんなものか気になったので「いいよー」と快諾。

するとAさんは各種パッケージもののDVDだけでなく、録画を焼いたと思われるディスクが20枚くらい入ったファイルみたいなのをバババっと広げる。

そうです「何気なく持ってきたようでいて、もしかしてこれは計画的…ッ!?」と気づいたそのときには、もう布教は始まっていたのです。

■布教メニュー

それでは、この日行われたHey! Say! JUMPの布教の様子を
営業マン向けでおなじみ「商談の5ステップ」に照らしながら早速みていきましょう。

 <おそらく2004 SUMMARY>

STEP1:事前準備「お客様の問題・ニーズ予測」

内容:
子供がウサギのかぶりものしてぴょんぴょんしてて、お兄さんくらいの年の男の子とやりとりしている場面を紹介される。そのほかにも何やら子供たちがでてきて歌ったり、踊ったりしていた。

感想:
へえ、かわいいね(裕翔くん)。みんな小中学生って感じだけど一人ちびっこですごい歌のうまい子がいる(薮くん)。いろんなグループっぽい子たちが出ているなぁ。

ポイント:
興味のない人に対して最初からDVD全編をダラっと流さない。おそらく事前にピックアップしてある見どころだけを次々に紹介して飽きさせない。どんな反応か、抵抗なさそうか、どこに興味を持つかなどを見極める。あと、今思うとここで抜粋して紹介されていたのは後のHey! Say! JUMPメンバー。

<おそらくSUMMARY2010>

STEP2:アプローチ「軽い会話などで距離を縮める」

内容:
同じくダイジェスト的に見どころをちょっとずつ紹介。プラスここから解説が加わってくる。

感想:
ジャニーズの子ってこんなこともするの?てかできるの?歌って踊るだけじゃないの?てかこれって誰でもできる仕事ではないよね、この歳にして相当なプロフェッショナルじゃないとできないよね。才能だけでも、努力だけでも難しいよね、この子たちなんか全員すごくないか?えっ、しかもこれを1か月もやっていたのすごくないか!?なんかすごいしか言ってないけどすごいわこれは。

ポイント:
引き続き飽きさせないよう再生し、今度はジャニーズの文化など基本的な知識を軽い感じで入れていく。「とはいえまだ子供じゃない?」などと思っている段階でも抵抗なく知識を吸収させる。また、ここで紹介フェーズから解説フェーズへ移行することによって、徐々にでてくる気になる点への質疑応答という形でのキャッチボールが生まれ、序盤から理解が深まる。

<おそらくSUMMARY 2011>

STEP3-1:ヒアリング「ニーズを把握」

内容:
引き続きダイジェスト的に見どころを再生しながらも、少しずつ各ポイントを長めに再生。これがさっきのDVDであれをやっていた子、こっちがさっきあれを歌っていた子、などの解説つき。

感想:
マンションSUGEEEEEEE!!!!スケールでけええええぇぇぇ!!!これって何?あれはどうして?ジャニーズはみんなこうなの?あれっ、なんかさっきまで「Hey! Say! JUMPの子かわいいね」って思ってたけど、もしかしてみんなちょっと「カッコいい」んじゃないか…??

ポイント:
まずは2010年から2011年という1年間を見せることで、成長要素を実感させる。そしてこのあたりから各メンバーの顔と名前の刷り込みがシームレスにはじまる。素朴な疑問ひとつひとつに答えてニーズを見極める。

<過去の録画映像>

STEP3-2:ヒアリング「続・ニーズを把握」

内容:
「緊張する~」などと若干素っぽく子供らしい感じで言っているバレーボール会場で歌う直前の様子、デビュー直後に緊張した面持ちで挑んでいる歌番組等でのトークの様子。またその際の各メンバーの発言への補足や背景説明など。

感想:
ひゃー、さっきはあんなにカッコよかったけど、んもーこの時みんな何歳なの?こんな小さいうちから頑張っていただなんて!

ポイント:
いったん2011年まで時間をすすめてから一気に過去に戻して初々しい時代を見せるギャップ作戦。さらに「憧れのセンパイ」的な文化などについて説明しながら、1人1人のバックグラウンドを説明する。


<JUMP WORLD 2012>

STEP4:プレゼンテーション「ニーズを見極めた提案」

内容:
オープニングから全部流し、質問にはすべて答える。

感想:
ああああああああ、なんだこれみんなカッコいいいいいい!!!あんなに小さかったのにいろんな経験を積んで(←さっき見たSUMMARYのDVD)こんなにもカッコよく成長しているとか!ちょっとちょっと、やだもうこんな数年でこんな成長しちゃうの!あっ、特にあの、ドラムやってる子が……なんていうか、この子の10年後を見てみたい…かもしれない、すっごくかっこいい男性に成長しそうな気が…する…え、彼にはそんな経緯が?なのにこんなに一生懸命で、しかもこれだけ輝いているだなんて!なんかすごい、ていうか全員すごいよHey! Say! JUMP!!!!

ポイント:
ここでようやくDVDを通しで流す。そしてジックリ、メンバー1人1人の顔を名前を刷り込みつつ、特に誰に目を付けているかを見極め、集中的にそのメンバーの性格、長所、バックグラウンドを叩き込み、クロージングにつなげる。

<商談〆>

STEP5:クロージング「そして成約へ」

内容:
彼らのような年頃はほんの1~2年でめっちゃ成長してしまう、いまみんな少年から青年へ、そこから大人になってきていて目が離せない時期である旨の説明。ところでもうすぐ「ジャニーズワールドの感謝祭」っていうのが東京ドームであるんだけどよかったら来ないかというお誘い。

感想:
いくよ、行く行く!(iPhone操作しながらAmazonでDVDポチりつつ)

ポイント:
DVDを見て「ふぁー良かったわー」で終わらせない。コンサート成約、と同時に次回アポイントメント(ファンクラブ勧誘)へとしっかりつなげている。

■オマケ

一緒にみていた友人Bさん(仮名:妹さんが嵐好き)も山田くんにコロっといき、私と同じく感謝祭へ行き、無事にファンクラブに入会し今に至ります。

■布教を受けてみて

こんなはずじゃなかった。

なのに、その日が終わる頃にはもうHey! Say! JUMPについてググりまくり、(感謝祭に行くと返事をしながらAmazonでポチッた)DVDが届いてからは日替わりで毎日再生していた。

その日朝起きたときと夜寝る前で自分が別人になってるんですよ!完璧なる布教、なんておそろしい…!!

どうしてあの日、布教したのかをAさんに訪ねたところ「いいグループなので知ってほしかったし、ドームとかのコンサートも埋まってほしいし、好きになってくれる人が増えたらいいなと思った」とのことだった。まさに情熱JUMP、我々はその柔らかな気持ちに守られ生きている…!

■その後

ここまできたらあとは簡単です、以降は(生で見るJUMPだよ)感謝祭→(JUMPだけのコンサートだよ)全国へJUMP東京ドーム→(ドーム以外もイイよ)福岡→(DVDになるとは限らないよ)Live with me→(ファンクラブ入会おめでとう)smart→jumping carnival→カウントダウン申込み…ときわめて順調。

最初の頃はためらって1種類しか買わなかったシングルなども今では予約開始時に全種類即ポチ、CATV契約を見直しレコーダー環境も整え、ラジオ等の時間はGoogleカレンダーに通知つきで登録。どうしてこうなった。

思い返すと特に序盤、たとえば感謝祭では出演グループすべての詳しい紹介、全国へJUMPの直前には復習もかねてJUMPメンバー全員をまとめた「しおり」が用意されたりもしました。また、Aさんの友人Cさん宅では定期的に少年倶楽部などの過去映像上映会が開催され、歴史を掘り下げることでさらに興味と思い入れが深まったり。

もしHey! Say! JUMP部の営業部長がいたら朝礼で「みんな見習ってこういうアプローチも怠らずに新規を獲得するんだぞ!」って褒めるんじゃないかという怒涛のサポートにより、おかげさまで立派に育ちつつあります。

 

■おわりに

正直、先入観なかったとは言っても私にとって彼らくらいの世代は若者なので「かわいい」「カッコいい」と表現することに抵抗がなくもなかった。それがどっこい大間違いなんですよ、アイドルってすごいんですよ!そしてJUMPはみんなカワイイしカッコいいんですよ!!ということを、まだの人もにぜひ知ってほしいなと、昨今どんどん活躍の場を広げている彼らを見つめている中で改めて思うようになってきたこともあって、布教もなかなか楽しいものだし年齢問わずだという一例としまして、私の経験を書いてみました。

私も自分が布教するとなったときには、この5ステップを意識しつつこんどはsmartやjumping carnivalを追加した構成を考えてみたりして、周到に用意した上で挑みたい所存です!