いただきハイテンション

ブログタイトルちょっと適当すぎたかも…

Hey! Say! JUMP 横アリ9月16日公演の山田くんについてと見学にきてた中島健人くんの一言からの怒涛の展開がすごかった話

年明けのドームは外れて傷心の私でしたが、今回のツアーは縁あって今日の1部と2部の二公演を観る機会に恵まれました。
やったー、うれしー!!!

いつも前置きが長いので、早速本題に入ります!

正直、開演してすぐに気が付いたのは「山田くんの顔がしんでいる、そして見たこともない省エネダンスしてる」件。

最初は「忙しそうだし、しんどいのかな?」とも思いましたが、どんなにに多忙であっても、腰が痛くてもお客さんの前ではそんなそぶりを見せない山田くんのことです、裕翔くん担の私にもすぐわかってしまうこのレベルの状況、きっと何かあったんじゃないか。この様子ではもうじきぶっ倒れてしまうのでは…とちょっとハラハラしていました。

見てて気づいた人も結構いたんじゃないかと思います。

余談ですが、一緒にいったお友達は「汗っかきの山田くんが何曲もやってるのに汗かいてない…」という担当ならではのポイントで察知していてなるほど感にあふれた。

でも時折、たとえば山田くんに対して「キャー」の声があがったタイミングなどでは、嬉しそうな、はにかんでるような、照れてるようなニヤッとしちゃう、あの独特の笑顔が垣間見れたりして、やっぱりお客さんの歓声というのは力になるんだなと感じる場面もありました

2部になってもあまり状況は変わらず…ちょっとは元気になってきてるかな?と思える場面もありましたが、やっぱりいつもの山田くんではなかった。

そうこうしているうちに入ったMCにて、知念くんと共演した映画の公開を控えており、この公演の見学席にもきていたSexy Zone中島健人くんが紹介されました

JUMP10周年へ寄せたコメント的なものとして健人くんから「自分のジャニーズ人生はかつてここ横浜アリーナで見たJUMPのコンサートがきっかけだし、そのときに見た山田くんなので…」(意訳)といった発言がありましたが、このときの山田くんはいつものちょっぴり塩対応な感じでみんなの笑いを誘っていた、くらいのリアクションでした。

以前、山田くんと中島健人くんの対談記事を読んだことがあるのですが、どストレートに憧れの人であることを伝え、同年代だけれど先輩としてもリスペクトしながら飛び込んでこようとする健人くんに対し、山田くんはやや人見知りを発動させつつ、きっと強烈なライバルとなりうる対象としてというかもはやライバルと認識してて少し引いてるんじゃないかなという印象を抱いた記憶があります(あくまで個人の感想ですぞ)

才能も実力もあるうえに人一倍努力をしているのだから、心の底でどう思っていたとしてもドンと構えて「おうよ!」ってなってもいいのに(ヤンキーもの好きだし)、でもそうなれないところが、私の中での山田くん萌えポイントだったりするので、この時はなんとなくその対談のことを思い出したりしていました。

でもたぶん、いや絶対、このときの健人くんの発言が、山田くんの何かスイッチを入れたと思う。

それに見学席の健人くんに対して起きた会場の割れんばかりの歓声にメンバーが「湧きすぎだぞ(笑)」と突っ込む瞬間もあったから、自分たちのものだと思ってたお客さん、10周年コンサートに来てくれるようなお客さんであってもそれを獲得し続けることについて再確認したのかもしれない。

以降の曲における山田くんのダンスのキレが見違えるように変わった。

あのちょっとK-POPみを感じさせる腰の落とし方と足さばき、肩を左、右と動かして胸を開くときの美しくキレッキレなあの動き、そう、いつもの山田くんのダンスだった。

表情まではいつも通りではなかったため、やはりどこかしらツラかったんじゃないかと思われるけれどそれでも振り絞って、汗を滴らせて、めちゃくちゃオーラ放ちまくって舞い踊っていた

ぜんぜん担当ではない私の目にじわっと涙が浮かぶくらい、それは激しく、美しく

実際に今日の山田くんが本調子じゃなかったとしたら、「ゆっくり休んで」とか言いたいところなんですけど、アイドルに対して我々にできる具体的なアクションといえば購買で応えることおよび、今日感じたとおり歓声などでお伝えすることくらいだと思うので、今後はより意識していきたい次第ですが、その我々にできない部分を今日の中島健人くんが担ったと思う

あるんだ、こんなことが。

ホントはコンサート全般についてとか中裕翔くんについて例えば

水球ドラマのときくらいにちょっと男らしさが出てきて、その後ずいぶん色気が出てきていたが、今回完全にやばいレベル、美しさもあわせ持ってるのにあのフェロモンはもはや犯罪」

とか

「バレエのドラマ以降、ターンがより美しくなったけれど、それが維持されたままなの素晴らしい」

とか

「裕翔くんとりあえずキラキラした衣装が、似合いすぎてもはや衣装じゃなくてそれ着て生まれてきたんじゃないかってくらいに前からあった王子さま感が今まさに最高潮でやばい」

もしくは

山田くんについてというなら

「裕翔くんとからむ姿が自然になっている、そして長い間ステージ上でほとんど垣間見られなかったアイコンタクトなども違和感なく行われるようになっている」

といった要素についてもめちゃくちゃ語りたかったんですけど、とにかく今日の

このような姿、このような流れを目撃できるということ」というのは、私が「いい年してアイドルのコンサート?」って言われたとしても「いやいや、待ってくれよ!」と説明したい魅力というか、うまく言語化できない心が震える何かだった。

ので、(毎度だけど)勢いでとりあえず書いてみました。

基本的にHey! Say! JUMPかK-POPが好きな私がボイメンの武道館公演に行った話(当日編)

(心の移り変わりが始まりそうな経緯は前回のエントリで) 

yoinaki.hatenablog.com

 私がボイメンのステージとして初めて観た2016年6月の「AJ FES BB Special Live in Japan 2016」は防弾少年団BTS)との合同イベントであり、さらには集まったファンの割合からしてあの日のボイメンは完全アウェイといっていい状況でした。

だから「最初は苦労していたけれど僕たち頑張っている」というエピソードをMCで伝えることは、パフォーマンスに+αの自己紹介だったと思います。

アウェイであんなに気迫に満ちたステージをするんだから、本領発揮している場面ではきっともっと違うはず、それを観てみたいな、というのがずっとありました。

そしてもし「お涙ちょうだいが芸風のグループだったらもう行かないつもり」で挑んだら…「ちょうだいどころかメンバーたち自身が勝手に号泣しまくる斜め上の展開で逆にグっときてしまう」という結果に!!

あらかじめ「ここで泣く」って演出なら「One For All, All For One ~夢は叶えるもの~」のあたりでうわっと盛り上がる1回とエンディングで十分だった。あとはもう活動の節目節目で涙してきているみたいだし、お前たちもう前に進んでるんだから魅せることに集中しろって方針があってもおかしくない。実際、本人たちも涙はあんまり見せず来たお客さんを楽しませようとしていたと思う。

でも、特に彼ら自身の心境を描いたような歌詞の曲でメンバーが自然に涙している場面が何回かあって、しかもそういう時でも笑顔をキープしていた田中くん(坊主頭のひと)も最後に泣いていたところは特に響いた。

雰囲気もいわゆる「○○くんキャー!」の黄色い歓声だらけの状況を想像していたら全然違ってて、メンバーたちはお客さんにありがとうだし元気にしたいし、お客さんも元気をもらってありがとうだし盛り上げることで返すしで、なんかこうお互いの「ありがとう」を伝える場所の規模がどんどん大きくなって今に至っているような印象でした。

あんなに苦労した的なトークはもちろんこの日もあったんですが、そもそも意味合いが違って「そんな俺らをここに連れてきてくれてありがとう」でした。

さらに「ここまで連れてきてもらったお礼に、次は自分たちがみんなをここに連れてくる」という決意表明もちゃんとありました。「もう悔し涙は流したくない、だからこれからまだまだやる」という発言には実感と力があるように感じたし、きっとこのあともいろんな展開が期待できそうです。

たとえばジャニーズに「やめてしまったJr.時代のあいつの分も背負っていく」みたいなパターンがあるかもしれないのと同じように、試行錯誤の中で組織が不安定だったボイメンにも同じような出会いと別れがあったかもしれない。

さらに応援してきてくれた人の中には(前のエントリにも書いたけど)途中で資金・気力・体力が尽きていってしまったファンもいそうな活動形態でもあって、またそういう人たちの顔がよぎるくらいの距離感で長年やってきたわけだから、ここで足を止めることなんて確かに出来るわけがない。

もう背負うしかないし、それを覚悟の上でやってきたからこそ今日この日があるのでしょう。感慨深そうな涙が多かったのはきっと、握手会などで励ましてくれたあんな子やこんな子の顔や表情、言葉が浮かんだりしていたのかなって勝手に想像しています。

開演前に後ろの席で「遠くなっちゃったなぁ」ってボヤいていた女の子2人組は、客電がついたあと「今日来てよかった」と言い合っていたし、この日発表された全国ツアー(ますますの機動力とホッとする規模)を見て安心した人も結構いたんじゃないかと思う。

私も、ボイメンのメンバーたちはもちろんのこと、これまで応援していたファンの人たちが喜んでいる姿をまだまだ観ていたいと感じたから、この雰囲気に勝手に安堵してしまった。

あと、持ってきていた双眼鏡でよく観察してわかったことは、大きく動くダイナミックな感じの振付が多いのにそういう曲が続いたあとでも肩が上下する息の切れ方をしているメンバーがほとんどいない。これはなかなか…普段がどんな活動なのかますます気になってきてしまうではないですか…

終盤、記念すべき武道館公演がまもなく終わってしまうことに涙したメンバーにかけられていた言葉「ばか、泣いてんじゃない、武道館はおひとり様一回じゃないだろ、また来れるだろ~が、ほら、お客さんたちにまた来ますって言え!」からの、もう一回武道館公演実現までは少なくとも見届けたいなと思いました。

ここまで書かなかったけど武道館といっても半分程度を使うパターンだったしステージサイドは黒幕で覆われており、上のほうは空席もかなりあった。2階席の私の両隣2席ずつは空席だったし、客席に明るい照明が当たることはほぼなかった。

次回はきっと、メンバーは大きくなって戻ってこれた喜びで、ファンはもう一度ここ武道館で会えた喜びで、ただただ笑顔だらけのライブに今度こそなるはず。

「次はそれが観たい」と思う私は、微力ながらも今後はCDなど購入できるものはして、行ける現場には行こうと決意したのでありました。

こうして新しい沼へ足をつっこみ迎えた2017年、ちゃっかりK-POPも横目でチラ見しながら、Hey! Say! JUMPの10周年もそっと応援し、最近布教されてどんどん詳しくなってきているジャニーズJr.と関西ジャニーズJr.への理解も深め、自分なりにまた楽しい1年になるようにしていきたい所存です!

基本的にHey! Say! JUMPかK-POPが好きな私がボイメンの武道館公演に行った話(心の準備編)

全力で歌い舞う、若者というのはいいものですよね。

何年か前にたまたま見かけたのをきっかけにK-POPが割と好きで、中でもダンスのレベルや精度とシンクロ率の高いSHINeeとか防弾少年団BTS)のようなグループが特に好きです。

2013年ごろからは、家に遊びにきたお友達の計画的かつ優秀なプレゼンによってHey! Say! JUMPにもハマり、今はジャニーズも好きです。

(その時のプレゼンの様子がひとつ前のエントリなんですが、これよりさらに長い話なので要注意です)

yoinaki.hatenablog.com

若いころは「アイドルなんて…」などど思うタイプだったから、彼らの努力の結晶であるパフォーマンスに触れるたび、先入観でこういう世界を見逃していたのは勿体なかったな…としみじみ思います。
特に、メンバーたちと同世代の頃に「○○くんかっこいい!わああぁ!!」と夢中になる経験があったらきっと楽しかったんだろうな~と。

しかし歳をとった今だからこそ見えるものもあるはずだし、何より大人だから自分の判断でいつでもどこへでも行けるわけで「とりあえず思い立ったらすぐ行っておこう」を心がけるようになり、昨年2016年6月の「AJ FES BB Special Live in Japan 2016 ~防弾少年団BTS)×BOYS AND MEN~」(韓流ぴあ主催)へ行くのも即決でした。

BTS好きだし、こばゆた氏のことは仮面ライダー鎧武で知って以来ブログを時々覗いてて所属グループも気になっていたから、まさに私得。

そんなこのイベント、会場が東京ということもあったと思うけれどBTSファンが圧倒的に多かった。特に昼公演はボイメンに興味がないという態度をあからさまにする人たちが相当数いたようで、夜公演の会場へ向かいながら見たTLも不穏な感じだったのをよく覚えています。

でもいざ席に着いてみたら、Twitter上で話題になったこともあってか前に座ってた女の子たちが「ボイメンも全力で応援しようよ」って話し合ってたりして、夜公演のarmy(BTSファンの愛称)ちゃんたちは昼と比較してだいぶ好意的だった模様です。

それでもやっぱり、あの日のボイメンは圧倒的アウェイだった。

かくいう私もBTS目当てであって、ボイメンはあくまでオマケ…のはずだったんですよ、でも終演後のツイートはほぼボイメンの話になってしまったんですよ、それくらいこの時のボイメンのステージはすごかったんですよ!!

以下、当日の自分のツイート(アカウントは普段から鍵です)

ボイメンが予想以上に良かった。ゆーちゃむ依存の男性アイドルグループかと思ってたら全然違って、あまりの感動に終わった後で隣の席のボイメン担の人にオススメDVD聞いて教わってしまった…

メンバーやたら多くて10人くらいいて、その場合ダンスはシンクロ率重視しちゃうんだけど、それほど揃ってなくても問題ないなって思っちゃったくらい全員の意思統一を感じた。辛かった時期とか個人ごとのイロイロはあっただろうけどそこはもう乗り越えてて、行くぞ!って気持ちが全員から出てた

「昔は公園で練習したり、目の前で配ったチラシを破かれてお前らなんて無理だって言われたこともある。その人のことを恨んでいるんじゃなくて、有名になってその人にまたボイメンを知ってほしいと思ってる、そんな6年目です(意訳)」とか、ばんたんファンも含めて会場全体ウオォーってなるわ

8月にでるシングル曲をお披露目してくれたやつもカッコよかった「本気で紅白、レコ大狙っていきます、夢は笑われるくらいでちょうどいい!」って、専属レコ社決まって曲のタイアップ控えてて、武道館も決まってるまさに今!って勢いを全員が集中してグループ活動で燃やしてる感ぱない

会場の割合としては圧倒的にばんたんで、そんな中でも来てくれてるファンに楽しんでもらえるよう、少しでも新規獲得できるよう精一杯、今までのものをめいっぱい出してるって感じた。帰り道とか電車でボイメンよかったって言ってる若い子チラホラいて胸熱…

そして、終演後に隣の席のお姉さんが一生懸命、ガチで五分くらいかけてスマホ検索してジャケ絵を出して教えてくれたDVD「夢の1万人ライブ」はもう売っておらず、夏フェスってやつもどれだかわからなくなっちゃった件…

(いま検索したら1万人ライブDVDはオフィシャルショップで売っているのを発見、買うしかない!)

あと、トリですがばんたんちゃん達は日本語が若干アレ(そこが萌えでもある)なのでエンディングの司会進行したり、通路を一部の出演者が通る際にお行儀の悪い子たちがばんたんのメンバーに押し寄せた時にはサッとガードしたりと臨機応変なボイメンの職人スキルもちょっとグッときた

自分たちだって出演者なのに、そこは瞬間的に徹することができるとか、それが一人じゃないとか、ちょっとカッコいいじゃないですか…

ツイッターをボイメンで検索して褒められてるの見ると嬉しいってことはある意味もう好きってことよね…

この一連のツイートを見たボイメンクラスタなお友達が後日、バラエティ番組「ボイメン☆騎士」の録画映像をたんまり送ってくれました。

買いたかったライブDVDは売ってない中、これは大変にありがたかった…

その「ボイメン☆騎士のロケのひとつで、こばゆた氏がめそめそ弱音を吐きながらも漢気をみせて洞窟探検する回、最後に泣きながら「だって、僕たちには見たい景色があるから(このロケ頑張ったんだ)」のような発言をしていました。

瞬間こっちもつられて泣きそうなくらいグッときたと同時に、ふと思っちゃったんです

「その景色を見た後、どうするの?」って。

ほんと夢がない、ほんと我ながらいかがなものか、ああやっぱり純粋な頃にこういう物語に出会いたかった。

でも、夢もなく長く生きてるとですね、そこが疑問になっちゃうんですよ本当に!
ていうか夢がある人ならばより、ここ大事になってくるじゃないですか、実際そこで壁にぶちあたることってあるじゃないですか!!

いやまてよ、私がこの映像を見ている時点ではその「見たい景色」を指しているであろう「夢の1万人ライブ」はとっくに終わっているわけで、そこから1年以上が経過し、レコード会社も変わってからのAJ FESでのあの勢いだったのなら、彼らはもう次を考えてさらに頑張っている真っ最中なんじゃないか

そうかどうかを確かめたい、見たい、観てみたい。

あのアウェイなイベントで必死だった彼らは、ファンに囲まれているときは一体どんな顔をみせているのか、どんな風に輝いているのか、もしくは普段はそうでもないのか…武道館でコンサートか…新しい沼にハマりそうでコワイ…

と思ったら、Hey! Say! JUMPの年末年始 単独東京ドーム落選!!!!

12月31日と1月1日の2日間、1日2公演の日も含めて3公演、デビュー10周年となる2017年のスタートをみんなで祝う公演です。

このグループの歴史もまた波瀾万丈で、そんな彼らをデビューから応援してきた人にはもう追いつけないけれど、コンサートがあまり埋まらなかった頃に布教を受けて新規となった自分は、10周年をみんなが喜ぶ場に居合わせるのをちょっぴり楽しみにしていた、そんなここ数年間だった。

しかしあえなく落選という結果を受け、まずここで私の中で気持ちが一段階切り替わったかもしれません。

今まではどうにか掠るくらいはしたけれど、今後ますますこういう機会(落選)が増えていくんだろうなと覚悟しながらも「じゃぁ、このチケット代を使って、私が席をひとつ埋めることで喜んでもらえるかもしれない人のところに行ってみようかな」

この心理、このゆれる乙女心、結構あるあるなんじゃなかろうか。

そして私の場合、このときボイメンのことがまず浮かんだ次第です。

思い立って速攻で検索してみるとたった1日、しかも土曜日に一回だけの武道館公演のチケットが11月13日から一般発売してるのに、11月18日時点でまだ買えた。

人を集めるっていうのはやっぱり難しいんだと実感(そしてHey! Say! JUMPは頑張ったし単独東京ドーム3公演に落選が出るってすごいことなんだな、おめでとうとも思った)

地元じゃない会場ではあるけれど、つまりは武道館が一気に埋まらないくらいの人々が今までボイメンを全力で支えてきてたわけで、ここまでたどり着く途中で資金・気力・体力が尽きていってしまった人もいるだろうし、1万人ライブで区切りがついてしまった人もいるかもしれない。

けど、そこから細めのバトンを受け取ってみたいと思う、私のような人がいてもいいんじゃないか、あのイベントがきっかけでそう思った人がいたっていいんじゃないかと思いながら購入決定ボタンをポチりました。

当日編へ続く! 

yoinaki.hatenablog.com

鴨が葱を背負ってカモナマイハウス

 はじめまして。
ハッと気付いたらHey! Say! JUMPにハマって早2年以上が過ぎ去っていた、でもまだまだ新規のよいなきと申します。

ブログを始めようとしても書くことないよ~と悩んでいましたが、今いきなり思いついたので純情・愛情 衝動に任せて今日からスタートしてみました!

記事タイトルにもある「カモがネギしょって(やってきた)」というCMが流行っていたのは確か相当昔のはずで、若い人には全く訳がわからないかもしれないとおりの昭和生まれです。どうかよろしくお願いいたします。

今回は鴨になったのはネギ背負ってきた人ではなく、ネギを映像でプレゼンされた私だったというお話です。

昨今勢いを増し、露出もどんどん増えているHey! Say! JUMP

興味のない人でも一部メンバーの顔と名前はわかるよ、なんてことも増えてきて「もしかして、あと一押しすれば我が友もJUMPにコロっといくのではないか…?」と思いながらも一歩を踏み出せずにお悩みの方へ向けて、私自身が受けた完璧なる布教について自己紹介も兼ねてお伝えすることができればと思います。

(なお、当日の出来事をできるだけ詳細に書き出してみたところ、めちゃくちゃ長文になってしまいましたのでご注意ください)

■当日の流れ

当時の私はジャニーズにまったく興味なし。逆に言うとこれといった先入観もなかった。

とある週末、Aさん(仮名:ジャニヲタ歴結構長い)と別の友人Bさん(仮名:妹さんが嵐好き)、そして私の3人で集まって我が家で飲み食いしよう!ということに。

当日、AさんはDVDを持ってきたことを申告。
流す映像とか特になかったら、今日はジャニーズのDVDもってきたからかけてもいいかな?」とのこと。

実際みんなで見るようなDVDの類は何もなかったし、たまに歌番組で見かける以外のジャニーズの映像とはどんなものか気になったので「いいよー」と快諾。

するとAさんは各種パッケージもののDVDだけでなく、録画を焼いたと思われるディスクが20枚くらい入ったファイルみたいなのをバババっと広げる。

そうです「何気なく持ってきたようでいて、もしかしてこれは計画的…ッ!?」と気づいたそのときには、もう布教は始まっていたのです。

■布教メニュー

それでは、この日行われたHey! Say! JUMPの布教の様子を
営業マン向けでおなじみ「商談の5ステップ」に照らしながら早速みていきましょう。

 <おそらく2004 SUMMARY>

STEP1:事前準備「お客様の問題・ニーズ予測」

内容:
子供がウサギのかぶりものしてぴょんぴょんしてて、お兄さんくらいの年の男の子とやりとりしている場面を紹介される。そのほかにも何やら子供たちがでてきて歌ったり、踊ったりしていた。

感想:
へえ、かわいいね(裕翔くん)。みんな小中学生って感じだけど一人ちびっこですごい歌のうまい子がいる(薮くん)。いろんなグループっぽい子たちが出ているなぁ。

ポイント:
興味のない人に対して最初からDVD全編をダラっと流さない。おそらく事前にピックアップしてある見どころだけを次々に紹介して飽きさせない。どんな反応か、抵抗なさそうか、どこに興味を持つかなどを見極める。あと、今思うとここで抜粋して紹介されていたのは後のHey! Say! JUMPメンバー。

<おそらくSUMMARY2010>

STEP2:アプローチ「軽い会話などで距離を縮める」

内容:
同じくダイジェスト的に見どころをちょっとずつ紹介。プラスここから解説が加わってくる。

感想:
ジャニーズの子ってこんなこともするの?てかできるの?歌って踊るだけじゃないの?てかこれって誰でもできる仕事ではないよね、この歳にして相当なプロフェッショナルじゃないとできないよね。才能だけでも、努力だけでも難しいよね、この子たちなんか全員すごくないか?えっ、しかもこれを1か月もやっていたのすごくないか!?なんかすごいしか言ってないけどすごいわこれは。

ポイント:
引き続き飽きさせないよう再生し、今度はジャニーズの文化など基本的な知識を軽い感じで入れていく。「とはいえまだ子供じゃない?」などと思っている段階でも抵抗なく知識を吸収させる。また、ここで紹介フェーズから解説フェーズへ移行することによって、徐々にでてくる気になる点への質疑応答という形でのキャッチボールが生まれ、序盤から理解が深まる。

<おそらくSUMMARY 2011>

STEP3-1:ヒアリング「ニーズを把握」

内容:
引き続きダイジェスト的に見どころを再生しながらも、少しずつ各ポイントを長めに再生。これがさっきのDVDであれをやっていた子、こっちがさっきあれを歌っていた子、などの解説つき。

感想:
マンションSUGEEEEEEE!!!!スケールでけええええぇぇぇ!!!これって何?あれはどうして?ジャニーズはみんなこうなの?あれっ、なんかさっきまで「Hey! Say! JUMPの子かわいいね」って思ってたけど、もしかしてみんなちょっと「カッコいい」んじゃないか…??

ポイント:
まずは2010年から2011年という1年間を見せることで、成長要素を実感させる。そしてこのあたりから各メンバーの顔と名前の刷り込みがシームレスにはじまる。素朴な疑問ひとつひとつに答えてニーズを見極める。

<過去の録画映像>

STEP3-2:ヒアリング「続・ニーズを把握」

内容:
「緊張する~」などと若干素っぽく子供らしい感じで言っているバレーボール会場で歌う直前の様子、デビュー直後に緊張した面持ちで挑んでいる歌番組等でのトークの様子。またその際の各メンバーの発言への補足や背景説明など。

感想:
ひゃー、さっきはあんなにカッコよかったけど、んもーこの時みんな何歳なの?こんな小さいうちから頑張っていただなんて!

ポイント:
いったん2011年まで時間をすすめてから一気に過去に戻して初々しい時代を見せるギャップ作戦。さらに「憧れのセンパイ」的な文化などについて説明しながら、1人1人のバックグラウンドを説明する。


<JUMP WORLD 2012>

STEP4:プレゼンテーション「ニーズを見極めた提案」

内容:
オープニングから全部流し、質問にはすべて答える。

感想:
ああああああああ、なんだこれみんなカッコいいいいいい!!!あんなに小さかったのにいろんな経験を積んで(←さっき見たSUMMARYのDVD)こんなにもカッコよく成長しているとか!ちょっとちょっと、やだもうこんな数年でこんな成長しちゃうの!あっ、特にあの、ドラムやってる子が……なんていうか、この子の10年後を見てみたい…かもしれない、すっごくかっこいい男性に成長しそうな気が…する…え、彼にはそんな経緯が?なのにこんなに一生懸命で、しかもこれだけ輝いているだなんて!なんかすごい、ていうか全員すごいよHey! Say! JUMP!!!!

ポイント:
ここでようやくDVDを通しで流す。そしてジックリ、メンバー1人1人の顔を名前を刷り込みつつ、特に誰に目を付けているかを見極め、集中的にそのメンバーの性格、長所、バックグラウンドを叩き込み、クロージングにつなげる。

<商談〆>

STEP5:クロージング「そして成約へ」

内容:
彼らのような年頃はほんの1~2年でめっちゃ成長してしまう、いまみんな少年から青年へ、そこから大人になってきていて目が離せない時期である旨の説明。ところでもうすぐ「ジャニーズワールドの感謝祭」っていうのが東京ドームであるんだけどよかったら来ないかというお誘い。

感想:
いくよ、行く行く!(iPhone操作しながらAmazonでDVDポチりつつ)

ポイント:
DVDを見て「ふぁー良かったわー」で終わらせない。コンサート成約、と同時に次回アポイントメント(ファンクラブ勧誘)へとしっかりつなげている。

■オマケ

一緒にみていた友人Bさん(仮名:妹さんが嵐好き)も山田くんにコロっといき、私と同じく感謝祭へ行き、無事にファンクラブに入会し今に至ります。

■布教を受けてみて

こんなはずじゃなかった。

なのに、その日が終わる頃にはもうHey! Say! JUMPについてググりまくり、(感謝祭に行くと返事をしながらAmazonでポチッた)DVDが届いてからは日替わりで毎日再生していた。

その日朝起きたときと夜寝る前で自分が別人になってるんですよ!完璧なる布教、なんておそろしい…!!

どうしてあの日、布教したのかをAさんに訪ねたところ「いいグループなので知ってほしかったし、ドームとかのコンサートも埋まってほしいし、好きになってくれる人が増えたらいいなと思った」とのことだった。まさに情熱JUMP、我々はその柔らかな気持ちに守られ生きている…!

■その後

ここまできたらあとは簡単です、以降は(生で見るJUMPだよ)感謝祭→(JUMPだけのコンサートだよ)全国へJUMP東京ドーム→(ドーム以外もイイよ)福岡→(DVDになるとは限らないよ)Live with me→(ファンクラブ入会おめでとう)smart→jumping carnival→カウントダウン申込み…ときわめて順調。

最初の頃はためらって1種類しか買わなかったシングルなども今では予約開始時に全種類即ポチ、CATV契約を見直しレコーダー環境も整え、ラジオ等の時間はGoogleカレンダーに通知つきで登録。どうしてこうなった。

思い返すと特に序盤、たとえば感謝祭では出演グループすべての詳しい紹介、全国へJUMPの直前には復習もかねてJUMPメンバー全員をまとめた「しおり」が用意されたりもしました。また、Aさんの友人Cさん宅では定期的に少年倶楽部などの過去映像上映会が開催され、歴史を掘り下げることでさらに興味と思い入れが深まったり。

もしHey! Say! JUMP部の営業部長がいたら朝礼で「みんな見習ってこういうアプローチも怠らずに新規を獲得するんだぞ!」って褒めるんじゃないかという怒涛のサポートにより、おかげさまで立派に育ちつつあります。

 

■おわりに

正直、先入観なかったとは言っても私にとって彼らくらいの世代は若者なので「かわいい」「カッコいい」と表現することに抵抗がなくもなかった。それがどっこい大間違いなんですよ、アイドルってすごいんですよ!そしてJUMPはみんなカワイイしカッコいいんですよ!!ということを、まだの人もにぜひ知ってほしいなと、昨今どんどん活躍の場を広げている彼らを見つめている中で改めて思うようになってきたこともあって、布教もなかなか楽しいものだし年齢問わずだという一例としまして、私の経験を書いてみました。

私も自分が布教するとなったときには、この5ステップを意識しつつこんどはsmartやjumping carnivalを追加した構成を考えてみたりして、周到に用意した上で挑みたい所存です!